夢藤哲彦の日々の活動から 驚いたこと発見したことを書いていきます
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西尾合唱団第83回定期公演 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〈演奏会のお知らせ〉
西尾合唱団定期公演
2021年5月9日(日) 午後2時〜
西尾市文化会館 大ホール(愛知県)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
田中瑞穂指揮 アルテフィルハーモニー交響楽団
夢藤哲彦ピアノ
チラシをクリックすると 拡大したチラシが
ご覧いただけます
テンポ ルバート 2021年3月20日(土)

メロディーに緩急あれば タイミング配分が不均等になります。
「定規の目盛りに当てはまらない」変化には 3種類。

1)「長めに」弾いて 強調
「表情付ける音」が長め(その他の音は さっと進む)

ショパン ノクターン作品15の2(You Tube)音形変われば長めも変化


2)ゆるめて 柔らかく
ピンと張った糸をゆるめて 少したわませる

シューマン トロイメライ(You Tube)ピアニストによって全然違う


3)4小節、8小節のフレーズ全体に 緩急
太い小節線(→矢の部分)ルバートの終わり
シューマン ピアノソナタ2番第4楽章(You Tube13分半)自然に聴こえる


ルバートの注意点は
「ルバート終わる場所」見つける →の終わり・太い小節線


緩急あっても合計は変わらないよう努力(帳尻を合わせる)

ドビュッシー レントより遅く(You Tube)ルバート極端

または「ゆっくり+先に進む傾向」
合計延びてしまうけれど、むしろこちらの場合が多い

説明通りの演奏なんてありません。演奏者で違いが大きいです。
これが 演奏の面白さなのでしょう。
Tobias Matthay の著書 Musical Interpretation (1913年)から
譜例を使わせて頂きました。
< >は テンポ変化? 2021年3月11日(木)

だんだん強く、だんだん弱く は
強弱記号と かたく信じていました。
でも、ショパンとブラームスで「テンポ変化では?」
提案する本、最近2冊読みました。
 セイモア・バーンスタイン ショパンの音楽記号 クライブ・ブラウン ブラームスを演奏する 音楽之友社
「ショパンの音楽記号」セイモア・バーンスタイン(Amazon)
ショパンのペダル記号との演奏法考えてみる)
「ブラームスを演奏する」クライブ・ブラウン他(Amazon)
ブラームスと付き合いのあった昔の演奏家の演奏スタイル

ふに落ちない無視で練習したこと あります。
ショパン 英雄ポロネーズ(音量変化せわしない)

ブラームス 76の2(だんだん小さく直後に だんだん小さく?)

自分の感覚ですが
ショパンでは「メロディの表情づけ」
強弱変化・音色やタイミング変化・強調(ルバート)の どれか
ブラームスでは「フレーズ表現」
高まる、静まる、<>集まる

が強弱でない」と感じたら「メロディを形作る」のかも。
アナリーゼ 私の場合 2021年2月27日(土)

アナリーゼ(分析)に関心ない人って 多い。
ピアノ曲を「わからないまま」弾いているのは 残念。


作曲の先生と雑談していて、こんな話題になりました。
分析すると、専門用語を使って理屈っぽくなりますが、
私が やっているのは 次の4点感じ取るだけです。

1)終わった感じは?(左手)
コードネーム書く→ローマ数字書く→〇〇調感じる
終わった感じは?まだまだS・半分D・完結T
2)メロディーのエネルギーと味(右手)
倚音(隣の音)から解決→不協和音程のエネルギーあり
経過音・刺繍音→エネルギーなし
音階の第〇音なので 明るい・暗い・安定
骨組みの音は?(#ファ・ソ・ラ…ラ・ソ・#ファ)
装飾の音形は?トルコ行進曲と同じ ターン音形

3)曲の区切り、盛り上がり
8小節で 区切れる? 練習の区切りは? モチーフ発展は?
4)曲のキャラクター
同じ作曲家の姉妹曲は? 言葉で表すなら?

最初の数日 楽譜黙読1)2)3) その後弾き始め 指番号考える
2〜3週間 4)を調べて 数か月後 各音のタッチを 決めています。
右6 左4…両手のバランス 2021年2月13日(土)

右手6・左手4に 聴こえるくらいで
右手と左手「強さの差」を作ってほしい


「初歩の時期から 両手のバランス取ってほしい」
コンクールで 初級バロック曲を聴くたびに 思います。

美しい演奏を めざす時、難しいピアノ曲を 弾く時
必ず 役に立ちます。
(曲によっては 右手4左手6 とか 右手7左手3 の部分も
あります)

ピアノ曲では 左手で和音の土台、右手で表情を伝えます。
踊りに たとえると「ピアノの左手は 踊る人の足、右手は顔」。
足の置き方で ポーズが決まり、顔から ときめきが伝わってきます。
この写真とは違う映画ですが「有頂天時代」アステアの踊り
(YouTube4分〜)には いつも魅了されます。
バロック課題曲の予習 2021年2月5日(金)

自分自身の練習では「指番号」「装飾音」「音のつなげ方」など
日にちをかけて1種類に絞っていきます。

子供さんのコンクール、バロック課題曲の予習でも
いろいろ調べて 自分の考えを1種類に まとめています。
「どの楽譜使う?」「トリル 上の音から始める?」
「編集者が書き加えたスラー 信じる?」


でも 実際のコンクールでは 数種類の演奏が出現!
約2種類の演奏想定して 予習を試みていますが
予想は なかなか当たりません。
斜めに弾いたら はずれるよ 2021年1月29日(金)
横移動しくじる…子供さんのコンクールで 曲のクライマックスや
最後の音が グシャっと崩れたら 残念な印象が残ります。
「走り幅跳びのように斜めに着地」「当てずっぽうに移動」は
100% はずれます。
 
横移動の原則は
1)鍵盤を真下に下げる!
パッと横移動&縦に弾く(移動→「弾かないで触る」練習)
2)胴体と頭を立てる(お腹の前を空ける)
3)胴体と頭は同じ位置で安定

ラジオ体操みたいに 体をひねらない。腕を移動させる
4)移動前に 目標の鍵盤を目で確認(当てずっぽうは 当たらない)
5)「手が移動する曲線」を描いて覚える


上級曲では
6)左足置く場所 決める(左足・右足ペダル・お尻で 角形)
7)両手跳ぶ時「跳躍後」「外側の場所」イメージを作っておく
「皇帝」の紛らわしい音階 2021年1月22日(金)

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」第3楽章中間部
の混ざった音階が6通り…覚えられません。
最低音と最高音を決めて、音を割り当てているのでしょう。
比べてみて その違いを体にしみ込ませます。

1)拍子の音だけ弾く(実際の指番号で)+伴奏
弾き始める時 4小節分まとめて 思い浮かべる


2)2音めで切り替える
「折り返し」「急に走り出す」「急に停まる」時
2音めで切り替える

1音めで切り替えると 浮足立ってしまうから。

バッハ インヴェンション1番モチーフ連続みたいですね

1)2)は 長い音階(皇帝最後)、複雑な音階(告別ソナタ第3楽章)
にも使えます。音形に合わせて 応用ですが。

3)「気をつけないで弾く」練習も混ぜる
弾き込む練習では「目標あり」の練習が 多くなる。
でも 本番では 気をつけることをできるだけ少なく!
「分かれ道の前 続きを思い浮かべる」「跳躍前に目で確認」だけは
本番で必ず する。でも「本番は こだわらない」。
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