夢藤哲彦の日々の活動から、驚いたこと発見したことを書いていきます。

2009年10月~  2010年1月~  4月~  8月~  11月~
2010年7月19日(月)
噂は 信じちゃ イケナイよ
George Sand ジョルジュ・サンド ジョルジュ・サンド 愛の妖精 中公文庫

ショパンと暮らしていた女流作家ジョルジュ・サンドは、スキャンダルに まみれ
奔放に生きて、くわえタバコで……良いイメージを持たれていません。
サンドの愛の妖精 (中公文庫)を読むと そうした先入観がひっくり返ります。

「人を 見かけや家柄で判断してはいけない」
「持って生まれたハンディや 他人の偏見は、長期戦で知恵絞れば 変えられる」
という応援メッセージが伝わってきます。

また、ショパンが生きていた時代の 「村の生活ぶり」、「鬼火って何なのか」
「踊ると、どきどきする」 など、興味深いです。

高校生くらいの夏休みの読書にも、大人が読んでも、さわやかな思いができると
思います。 岩波文庫より、読みやすい中公文庫 (篠沢秀夫訳) がおすすめ。

愛情物語 THE EDDY DUCHIN STORY カラ―映画です
2010年7月19日(月)
ノクターンの映画 「愛情物語」(1955年)を、初めて見ました

 演奏会のアンコールで、ショパンの曲を弾いた時、年配のご婦人から
「ピアノだけが映し出された、昔の映画のラストシーンが 思い浮かびました」 と
話しかけられたことが あります。

 ショパンのノクターン作品9の2を弾く ポピュラー・ピアニストの映画
「愛情物語 (The Eddy Duchin Story )」です。

演奏部分が充実していて、見せても 聴かせても、徹底的に楽しませます。
同時に、絵にかいたような 「泣かせる」 メロドラマ。 大ヒットしました。

 ピアニストが人生的に苦しむ映画なんて、縁起でもないのですが…
見入ってしまいました。 セリフを叫ぶのでなく、映像で伝える演出が
気に入りました。


ホームページ内に、ショパン、シューマン、ベートーヴェン映画について
書いてみました。
 作曲家映画を 楽しむ です。 ぜひ御覧下さい。

コレクト 情報カード 無地 C-531
2010年7月16日(金)
お客さん…… 手品師なんでしょ?

 えんび服をクリーニングに出すと、最初の1回めに必ず、「お仕事で使われるの?」 と
たずねられます。知り合いの指揮者は、目にものいわせて、顔の表情がオーバーなため
「おタクの顔だと、マジシャンに決まってる!!」 と、喜ばれたそうです。

 最近、カードを使う方式で、文章を書くように、変えました。
すべて、スケジュール帳に書いていくと、なんでもかんでも 混ざってしまうからです。
 「思いつきをメモする」、「アイデアをふくらませる」 の2点で、重宝しています。

 125×75mm の 「 コレクト 情報カード ・ 無地 」 を 使っています。
 トランプより、ちょっと大き目なので、花に変えるのは……難しいです。

2010年7月3日(土)
拙者 修行中で ござる
ラジオ番組は穏やかな語り口だったが、文章は毒舌。本の内容は、具体例で学ぶ「文章の書き方」 「面白いブログを書くための20のルール」は役に立った

 ホームページ作りのため、「文章の書き方」の本を、何冊か読みました。
最も役に立ったのは、日垣隆(ひがき たかし)「すぐに稼げる文章術」
幻冬舎新書014
でした。 次の三つは、なるほど!と 思ったアドバイス。

 ・文章の「結び」は、少し飛躍させて、読者が考える余地を残す。
 ・文章がおもしろい、ということは、ひとことで言えば 「意外性がある」。
 ・書評は、本を買いに走りたくなるか、エッセイ自体が面白いか、どちらか。

 勝間和代「目立つ力」小学館101新書049 は、打ちのめされるような
叱咤激励が一杯。 ブログを作って活用しよう、という内容の本で、
「ひとつの記事に かける時間は、30分以内! 最低でも週1回 書くように!」
 (筆不精さんには、ちょっと無理かなあ……)

Bach: Partita e-Moll           Liszt: Polonaise E-Dur
Schumann: Symphonische Etuden op.13  Bach: Goldberg-Variationnen
Bach: Zwei Praludien und Fugen   Chopin: Preludes op.28
Mozart: Sonate KV 330   Schubert: Sonate B-Dur D 960
(ザルツブルク音楽祭CD目録での曲名書き方)
2010年6月16日(水)
「ショパンの練習曲」では、ナメ られました。

 以前「ショパン作曲 練習曲 作品10の1」で、曲目連絡したところ、演奏会主催者から
「練習の様子を コンサートで見せるのか?」と、クレームがついたそうです。
詳しくない人に説明するのが 大変だった、と後日聞きました。そんなわけで、
「練習曲」は「エテュード」と カタカナで書いて、高級感?を出すよう気をつけています。


 最近、困りました。「シンフォニック・エチュード」にするか?「交響的練習曲」にするか?
シューマンの曲名を英訳して、単数形カタカナで書くのに抵抗を感じたからです。

優先して使う カタカナであっても、軽い感じがあって、曲のイメージとは正反対……

 さて、桃色の上は、ドイツ語での曲名書き方の一例です。
1)E-Dur、e-Moll と dur, moll が、大文字で始まっています。ヘンレ版楽譜をはじめ、
  手元の資料に E-dur、e-moll の書き方のものも 多くあって、迷うところです。
2)日本人とは違う感覚で、単数複数を区別しています。
 (交響的練習曲、ゴールドベルク変奏曲、2つのプレリュードとフーガ、24の前奏曲)

3)モーツァルトは KV330 、シューベルトは D960 のように表示
(ドイツ語フランス語の記号を入れると、言語・保存形式の確認がいろいろ出てしまいます。
 自分の手に余るので、英語アルファベットで書きます。ごめんなさい。)

 全世界共通「唯一の正しい書き方」は、ないのかもしれません。  

 ショパン  ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
ショパン  ワルツ 変イ長調 作品64の3
ドビュッシー  月の光
   
2010年6月16日(水)
日本語で 曲名を 書くなら

 演奏会や発表会のチラシ、プログラムで、日本語曲名をどのように書くか、迷います。
困った時は、CD(または楽譜)の書き方を参考にすれば、何とか しのげます。
 夢藤の経験から、
1)アルファベットを使わず、全部日本語で 書いてしまえば、無難に まとまる。
  (上に書いたのが基本パターン)
2)パソコンで検索しやすいように、カタカナは 標準的なパターンにする。
 ( 作曲家ジョップリン より ジョプリン、ウォールツ と発音しても ワルツ )
3)アルファベットを混ぜる場合は、確かめる。
  不注意で英語とドイツ語を混ぜない。(例えば No.2  Es-dur)

2010年6月9日(水)
ゲゲゲ……ブツブツ……気づかず
Fritz Kreisler 晩年、低めの音を混ぜたり、音程がばらついた John McCormack この二人、働き盛りの頃に共演「わずか高く」の音程感をそろえていた

実家に泊まると、両親が 朝のテレビドラマを 食い入るように見ています。
「昔 こんな お洒落な自転車、ありゃーせんかったわ」「おう」と夫婦の会話

起きたばかりで、ぼんやりしていても、主題歌の「ドレミファソ」を聴いた瞬間
「ソが 低い。何% 低いかなあ? そういえば、ミも 低めだった。
ジャンルが変われば、ドレミファソラシドの 作り方も、変わるんだよなあ…
クラシックでも”低め”の人が第1次大戦前にいたなあ…」

 昔、好んで聴いていた クライスラー(Fritz Kreisler ヴァイオリン奏者)と
マッコーマック(John McCormack アイルランド民謡も歌う テノール歌手)は、
伴奏より ”高く” 演奏して 「張りのある」演奏スタイルでした。
例えば、マッコーマックは、明るい歌声!と感じさせるだけなのに、
実は、不動の比率で、「伴奏より わずか高く 」 歌っています。
ホームページ内 思い出CD館も ご覧下さい。

2010年6月9日(水)
クラシック演奏家の「秘伝のタレ」……音階の高さを「寄せる」微調整
高さ・リズム・フレージングの微調整で大胆な生命力発揮するやり方を具体例で述べた本 Frederica von Stade フレデリカ・フォン・シュターデ フォーレ名歌曲集

 音の引力を感じて、音の高さを”わずか高く(わずか低く)寄せる”と メロディーの味が
良くなります。 長調の音階だと、主音、第4音、第5音を動かないようにして、
第7音を高めに とります。(第6音もつられて高くなる)
シャープ、フラット、ナチュラル の半音変化も、”高くする(低くする)” を多めにします。
(譜例は ブルーム著 カザルス 音楽之友社 113頁)

 アドバイスは良いんだけど、カザルスのチェロ演奏の音程は、夢藤には とても苦手。
最近聴いた フレデリカ・フォン・シュターデのフォーレ名歌集が
Frederica von Stade: Faure Melodies
好みの音程感で、とても気に入りました。 手作りで、ここまで仕上げたら、お見事!
 ところが、歌詞がぼやけるので、人に薦められない 困っちゃうCD。
最初の5曲と 超有名曲「夢のあとで」の出来が いまひとつ……。

でも、ピアノ伴奏と同じ高さを基本にしながら、近代音楽の文脈に合わせて 音の高さを
微調整しています。 すべての半音を わずかに ”寄せて” 音楽的に歌っています。
風呂に つかりながら、ぼんやり味わっていると、桃源郷に遊ぶような気持ち~

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