夢藤哲彦の日々の活動から 驚いたこと発見したことを書いています
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緻密なササエさん 2012年12月29日(土)
銅像です アタシ ダジャレは、よく わかんないわ
最近 気をつけていたこと 2つ。
メトロノームは1分間36回きざむ
ゆっくり限定でした。
たたずまい キープが 難しいので。

ポピュラー曲で うまく弾けなかったので
メトロノーム キザミを とにかく細かく
1分間288回きざむ(72×4)で練習。
精密な演奏になりました。

歌の伴奏 相手変われば 注文が正反対!
No melody!メロディー含ませないだったり
メロディー弾いて支えてだったり。

支える時 大切なのは
「よろめかない」「りきまない」。

歌ってる時も 歌い始める2小節前も
器用ほど恐ろしい言葉は ありません
2012年12月20日(木)

この男性「器用」なのでしょうか?
昔の映画イースター・パレードより
Drum Crazy場面YouTubeで見てみる2分〜

さて ピアノ伴奏で一番必要なのは 次の2点。
・短い日数で 仕上げる
楽譜買ってきて 3〜4日で弾ける
・テンポの扱い メチャメチャうまい
ちょうど良いテンポ 見抜き 速さキープ
大事な音だけ 相手に合わせる

世の中で言う 器用そのものですね。
でも本人が「私って器用かも!ウフフッ」
と思った時ほど大失敗なんです。

うわべだけの浅い演奏だったり
一音ずつ追いかける伴奏だったり
演奏会トークで 同じ話題 繰り返して
帰りたい お客さんを 引き止めたり …

自分の経験から学んだのは
器用は敵!ひたすら磨き続ける!
上の写真のドラム演奏、何回見ても見事。
でも 9回 撮り直しているそうです。
でこぼこ 大好き 2012年12月8日(土)
店員)いらっしゃいませ。おしゃれカフェへ ようこそ!
ハイドン)僕はハイドン!よろしく。
店員)か、かしこまりました。(冷や汗)
この会話は、フィクションである 
店員)「ハイドン」は 難しかったので…
ハートを描かせて頂きました。
ハイドン)ハートのエースが出てきたな。
サプライズ だね。ところで相談って何なの?

生徒)アドバイス&レッスン受けて ほとほと困りました。

新しい「原典版楽譜」のピアノソナタ Hob.49 第3楽章
なんて 信じちゃいけません。
昔のソナタ・アルバム
の通りに 弾くのです!私が子供時代
に練習した やり方だけが正しい!
6小節間つなぎっぱなし。
全部なめらかにしないと おかしい!


ハイドン)ああ、、、驚いた!
「音は つなぐよ どこまでも」「抑揚つけずに平坦に」
僕の死んだあと 大流行したらしいね。だから
ソナタアルバムでは 楽譜書き直されちまってよー。
スラーに 違和感あるなあ。


僕が生きてた時代に「好まれた」のは
「拍子めりはり」「切ったりつなげたり」

生徒)試験で「つなぎっぱなし」
「のっぺらぼう」に 弾いたら?
ハイドン)困って 少々低い点になるかな。
生徒)ハイドン先生なら どう感じるの?
ハイドン)はい、どんびき です。
2回目の○○市でのリサイタル 2012年11月29日(木)

「意味が2種類に読める文章書いたら困る!
マスコミで これをやったら 致命的!」


演奏活動始めた頃の話。
あわてて書いた宣伝文を見せた瞬間
新聞記者さんに 大まじめに忠告されました。

・最初に 語順を入れ替えてみる
・「の」が重なっているのを 言葉に直す


「2回目のリサイタルを○○市で開催」とか
「○○市では 2回目となるリサイタルを開催」に直す。

ところで 抹茶のおいしいどら焼き
「抹茶部分が おいしい」どら焼き?
抹茶味の「おいしい どら焼き」
迷いますね。そうだ!どら焼きのことなら
丸くて青い のび太君の家の猫
たずねてみよう。
三十六計 逃げるにしかず 2012年11月16日(金)

大幅に書き直したので この楽譜使うように

時効になった 大昔の話…
本番4日前!に 演奏会1回分の楽譜が
アマチュア作曲家から届きました。
意味不明な部分では 音符とコードネームが
合ってない。たとえるなら 赤 blue と
書いてあるような設計図。

大変な苦労して 弾いたのですが
独唱者には「なぜ音を変える?
以前の音に戻せ!」と ののしられ
作曲家には「うまく いかないのは すべて
ピアニストの責任」と 言われ続けました。

「ダメ だなあ」と思った企画からは
逃げるのが一番!
頼まれた時「何か ひっかかる」なら
慎重に。


よく あるのが
1)ワケあり物件(誰かが断った仕事は要注意)
2)針のムシロ(リーダーの望み通り弾いても
お客さんにウケない)
3)犬と猿(音楽の感触ない 共感できない)
4)やっつけデュエット(初めて弾く曲 練習日数欲しい)
5)会話や文章が 微妙に??な人


「ムトウうまい」と言われたいなんて
かけらほども思ってないです。
いい演奏が したいだけです。
こだわりを 五七五に してみたら 2012年10月29日(月)

ソプラノ ヴァイオリン フルート伴奏…音域高いです。
主役と ぶつかる右手伴奏、
目立たない音色にして 弱くして
派手派手オーラを 消しています。

相手によって 曲によって 違うし
弱くても生き生きした音なのですが。
右手ギラギラ目立たせる独奏とは正反対!

難しいのは 良いテンポ 良い緩急で
伴奏すること。
突き詰めれば、他人のことも
自分のことも わからんのです。なので、
リハーサル録音を 執念深くチェックして
矢印を 楽譜に書きまくっています。

引っ張って 運んでいく!タイミングの 「ツボ」
少し ゆっくり粘らないで スタート
「おいしい」表現は、相手に譲ります。
メロディーに 緩急やニュアンス付けるのは
主役にさせて「花を持たせる」。
rit. ten.は 主役にまかせて
前後の伴奏を さっと進める。

ケーキを切り分ける時、1つだけのイチゴを
姉が妹に譲るみたいな…
左きき 矢印オタクの 譲(ゆずる)君
雨の日と月曜日は 2012年10月20日(土)

演奏会翌日は 疲れてボーッとしています。
演奏会3日後 ポッカリ空いた心の穴が最大に…

このつらさからは 逃げられない。
体を休めつつ、たまった雑用で気晴らし。
演奏会翌日の月曜日、疲れた体 引きずって
楽譜を買いに出かけました。
見つけたのは定休日という看板。
ガックリうなだれて帰ってきました。
「月曜日に へこむ」で思い出すのは
カーペンターズ(昔のポピュラー歌手)の
Rainy Days and Mondays always get me down
YouTubeで聴いてみました。
何十年ぶりでしょうか。
憂鬱な歌詞を さわやかに歌ってます。

ああ 軽やかな会話なんて
永遠にできそうもない気分…
赤ずきんちゃんの お婆ちゃんだよ 2012年10月20日(土)
昼過ぎに立ち寄るコンビニ。
レジのおじいちゃんに 話しかけられました。
店長「手の毛をもらいたいなあ。
オレ この通り腕がツルンツルンだから
お客さんの手うらやましいよ。」

ムトー「頭のてっぺん 少しずつ淋しくなってきたから…
気前よくプレゼント!なんて 抵抗あるなあ。
店長さんこそ 頭ふさふさで うらやましいですよ。」
(つむじを お互い見せ合って 大笑い)


手も頭頂部も 写真では よく伝わりません。
演奏会の折は 確かめにいらして下さい。
大人に なってから「表現力がほしい」と言われたら
2012年10月8日(月)
ミクロコスモス 昔は こんな表紙でした
バルトーク ミクロコスモス 第2巻
両手バランス 強弱変化 タッチに役立つ教材。
大人になって ミクロコスモス学習した場合
「バルトークごぶさた」になった頃
「単色マシン」に逆戻り。

そんな実例 多く見てきました。
体質改善は難しい。
「そういう者に私は なりたい」と思ってほしい…

大作曲家「小曲の傑作」を
キャラクター 音色 強弱決めて弾く!
1頁で 大作曲家の味わい 一杯!
シューマン トロイメライ、ダビッド同盟14、
ラヴェル 前奏曲、スクリャービン アルバムリーフ45の1
少し長めなら
リスト 忘れられたワルツ1、チャイコフスキー 舟歌、
ドビュッシー 月の光

子供用曲集で 味わいの表現 実践できる曲

チャイコフスキー ワルツ、甘い夢、
プロコフィエフ マーチ、タランテラ、
ショスタコーヴィチ マーチ、ぜんまい仕掛け

ショパン 遺作ノクターン 嬰ハ短調は
長い音を持続できず やせ細ってしまう。
だから私は弾かない。

ホロヴィッツが言っていたそうです。
「1小節に音2個?小学生でも弾ける」
という先生や生徒さん、きっとホロヴィッツ
より 表現力が上なんでしょう。
「簡単な曲は あとまわし…
表情なしで
難しい曲だけ練習」を
20年続けたら…
ハイドン&モーツァルト 2012年10月8日(月)
初めての楽譜に取り掛かる時、まず分析。
8小節ずつ区切って コードネームと和音数字
書きます。
そして、黙読。
第一印象で「パッ」と おぼえると
あわてておぼえると たいてい間違える。
慎重に 理屈っぽく おぼえてます。

感覚的に おぼえて 困ったこと
幼少の頃…耳で記憶。レコードと同じように
繰り返してしまう。
少年時代…クリダ グルダ グールド
ピアニスト区別できず。

最近も…見た瞬間の記憶が修正できません。
「ビックリ・シンフォニー」が 店内で流れている??
1人+40人 2012年10月1日(月)
ピアノ協奏曲を生徒さんが発表会で弾いた
ビデオ見せて もらいました。
オーケストラ部分は 2台ピアノで演奏。
信じられないほど よく弾いてましたが、
「ああ 待ちきれないんだ」という音を
1か所見つけました。

相手が一人のピアノ2台なら なんとなく合ってしまう。
でも 相手が30人 40人 50人となると…

・「他人のタイミングで弾く音」
どの協奏曲にも数か所!
しかも目立つ部分。
・オーケストラのテンポ感わかっていて、
しかも 自分の「芸」で カッコよく キメル。

ねじりハチ巻きした寿司板前1人が
和菓子職人30人と一緒に
絶品「おはぎ」をノリノリで握ってる…
(すごく 無理な「たとえ」)

独奏パート完成と思っても
オーケストラと合わせて見事になるまで
日にちが かかります。めざすのは
1+1=3(合わせたら相乗効果で化けました)
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