ピアノ演奏で 驚いたこと発見したことを 書いていきます
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2025年7月4日(金)
<伴奏・自宅練習のヒント>
フォーレ歌曲「夢のあとに」

ピアノ伴奏で 歌われたり
チェロなど 楽器と ピアノ伴奏で演奏されます

自宅練習のポイント おすすめ演奏YouTube
モラーヌ チェロ ナヴァラ旧録音

1.テンポ
自宅練習で準備する メトロノーム数字
たとえば 歌64×3 チェロ58×3
・同じ速さをキープ
(不注意で だんだん遅くならない)

2.バランス p から mf の範囲
・右手和音 だいたい同じ音色
(右手いちばん上の音 異常に目立たせて
 相手を邪魔しない)

3.手堅く練習
・右手和音の変化
・左手オクターブのタイ
・左手突然始まる低音
特に3頁め 間違えやすい

4.歌詞の抑揚つけて 歌ってみる
楽器伴奏でも必要!役に立つ
メロディー歌って 伴奏低音弾いて二重奏
譜例 イマージュ (ニマージュ)のように
・単語が拍子や小節線またぐ
・不協和音程が協和音程に解決


5.弓上下でメロディーたたずまい イメージ
ナヴァラの音源聴きながら
右手 弓上下のしぐさ 左手 伴奏和音弾く
(弓上下の個人差あるけど)
弦楽器奏者は 音と音の間にビブラートあり
ピアニストは発音の瞬間しか 気にとめないが
何もないところに 宙ぶらりん

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲
ゆっくり第2楽章の低音 歌ってご覧なさい
(少年ヴァイオリニスト…わかりません)
じゃあ 一緒に さがしてみましょう
一体どんな音だったかしら?

こうして 一緒に 低音を構成し直した結果
彼は 自分のパートが どのような音の上に
成り立っているか 聴けるようになりました
もはや 何もないところに宙ぶらりん
とは違います

このように ふだんと違う方法で
音を聴き取る学習は 誰にとっても
非常に有益です

ナディア・ブーランジェとの対話103-104頁
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「メロディーと低音 組にして 覚える練習」
で思い出しました
自分のセリフを 機械のように間違えずに
しゃべるのは 大切ですが
・他人のセリフも わかっている
・物語全体のイメージを持つ
 練習も 欠かせません
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