夢藤哲彦の 日々の活動 から 驚いたこと発見したことを書いて いきます
2019年10月〜 トップページ
記事を移しました こちらをご覧下さい ピアニストが語った本 チッコリーニ |
〈演奏会のお知らせ〉 佐藤陽子ヴァイオリンコンサート 「慈愛への讃歌」 2019年10月19日(土)午後3時 まどかぴあ(福岡県) チラシクリックすると 拡大してご覧いただけます 西尾フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会 シューマン:ピアノ協奏曲 2020年1月19日(日)午後2時 西尾市文化会館(愛知県) |
フラレにくい体質? 2019年9月21日(土) 「ドアの取っ手を回す」ような動作、ピアノ演奏でも使います。 生徒さん全員に どう教えようか?本を買ってきました。 ヤンケ ピアノ・テクニックの科学アルテスパブリッシングAmazon 骨と筋肉のイラスト 盛りだくさんの論文なので まだ 必要な文章を読んだだけですが… 迷信をむやみに信じちゃいけない、という姿勢に共感しました。 「回す(腕を横に振動)」「手の上下(腕を縦に振動)」について 著者独自の意見があって 「回転ではなく、振る動作!」。 ・「肩とひじ」(それから「前腕の中身も」)が ポイント! ・動きやすいように リラックスして 構える! 頑張って りきんで 腕が固まったら、うまくいかないですね。 |
台風による千葉の停電 2019年9月16日(月) 千葉の停電、心が痛みます。 知り合いのピアノの先生に 様子を 聞いてみました。 ・夜が つらいんです。エアコンだめで寝られない。 ・電気通じているショッピングモールに すぐ出かけちゃう。 「停電難民」が いっぱい歩いてます。毎日外食。 ・台風通過の当日に「復旧まで1週間以上」と思った。 千葉市内でも「丘、山」部分いたるところで 木が倒れて電線切れちゃってる。 ・かろうじて水が出るので 風呂は水。滝に打たれる修行ですよ〜 ・レッスンやってます。 だって今度の月曜祝日に発表会だもん。 ムトウ)工夫しながら、ネバーギブアップですね。 |
ショパンと松尾芭蕉の会話 2019年9月2日(月) ショパン)鍵盤に手を置く「奥行き」3種類あるんです。 松井芭蕉)手前、中、奥の 三つの場所ですかな。 みっつのばしょ…みっつおばしょう…まつおばしょう! ショパン)手前 白鍵の手前。届きにくいオクターブなど 中 長い指を黒鍵にのせて、短い指を白鍵に のせる。 私ショパンおすすめの手の形と 偶然同じ。 問題なのは「奥」! 短い指(親指・小指)を黒鍵はしっこに置くと 長い指(人差し指・中指・薬指)は「白鍵奥の細い道」! 松尾芭蕉)「奥のほそみち」ですかぁ 長い指 奥の細道 ねらいます ショパン)短い指を「白黒さかいめ」に置く。 「#や♭3〜4個の調」のピアノ曲では必ず! 松尾芭蕉)白黒のさかいめ 短い指が行く ショパン)「奥行きと通り道」練習するのも大切ですよ。 それじゃあ、一句どうぞ(銅像)〜! 松尾芭蕉)そちらこそ、一曲どうぞ(銅像)〜 オヤジギャグ 静けさ しみる 無視の音 |
好きだけど 好みでない 2019年8月27日(火) 大人気のタピオカミルクティー 初めて飲みました。 ミルクティーと甘いクリーム、味なしタピオカ、 バランスがよくて、絶品のおいしさでした。 でも「噛めないものは食べない」ので 「私のお気に入り」には ならないなぁ… ウィルヘルム・ケンプ、ドイツの名ピアニスト。 ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームスの 主要曲ほとんど全部 演奏・録音しています。 同級生に ケンプの熱狂的信者が いましたし、 師匠の谷康子先生は シューベルト 変ロ長調ソナタを コンサートで聴いて、忘我の境地で家路についたそうです。 「メロディー強調して 作品を魅力的に聴かせる」 ケンプは そんな演奏家だったと 私は思います。 ベートーヴェン悲愴ソナタ第3楽章YouTube12分15秒〜 ケンプの演奏録音、魅力的なので喜んで聴くのですが… 腕で弾く音色が単色、休符が適当など、自分の好みでは ないです。 ケンプのコンサート1979年頃?出かけたことあります。 ベートーヴェン32番ソナタが素晴らしく 良い音楽を聴いた実感は、今でも残っています。 |
ドビュッシー楽譜 指番号で選ぶなら 2019年8月18日(日) ピアノの先生)「アラベスク1番」「ゴリウォーグ」 指番号で迷ってます。 安川加寿子先生の楽譜、中井正子先生の楽譜、 両方とも指番号が丁寧に書き込まれて 使いやすいです。 でも、迷っている部分の指番号全然違っているんです。 ムトー)その前に…指番号で大切なのは? ピアノの先生)「手に合って、曲を生かせる」かな。 あと「おすすめ楽譜」手っ取り早〜く 教えて下さい。 ムトー)答えだけを 求めてるんだ。迷っているのは? ピアノの先生)アラベスク1番テーマ ムトー)私だったら 中井版指番号が 手に合う(はまる)。 のっぺり単調になりやすい。ジグザグ音型の味つける。 ピアノの先生)ゴリウォーグ 左手伴奏1ページ目 ムトー)安川版の指番号で 弾き慣れてしまったなぁ。 移動距離多いけど 曲の活気出せる。 安川先生は、指若干伸ばして弾く人だったと 思う。 落ち葉かき集める「くまで」のように 指先ギュッと曲げてたわけでは なかった。 「鍵盤に指入る角度が普通と違う」「音色変えようと」 個性的な指番号 時々受けられる。 中井先生楽譜は 標準的というか学習者用。見事な指番号。 楽譜は いろいろ試して 選んだらいいよ。 どの楽譜も 一長一短ある。納得するように補えば OK。 ピアノの先生)あと一つ!これはタイですよね。 ムトー)ドビュッシーの手書き楽譜だと、タイに見えるね。 「指を置き換える」タイミングは数字を書いた場所。 ピアノの先生)安川先生のレッスン、どんな風でした? ムトー)とにかく耳のよい先生。おざなり部分 全部見抜かれる。 習ったのは「楽譜をよく観察して」「曲を生かす」。 |
アレンジにはアレンジを 2019年8月3日(土) オーケストラ曲を 連弾で弾く時や、 協奏曲オーケストラ部分を 伴奏する時、 アレンジ(編曲)された楽譜使いますね。 アレンジ楽譜は 音全部弾かなくて 大丈夫。 多くのアレンジ譜は そのまま弾けない。 とりかかる前に数日かけて、スコアを見て若干修正しています。 音の「取捨選択」で最優先するのは、 メロディー・曲のスピード・小節1拍めの厚み! メロディー生かすため、和音の中身減らしたり 小節1拍め生かすため、きざみ最後 削ったり。 あと、使いやすいアレンジ楽譜を選ぶ! 上の写真、昔の楽譜だけれど見事でした。その理由は ・ピアノの弾ける人が編曲(手の移動正常) ・オーケストラ曲をピアノで弾く方法 身に付けた人が編曲 (「曲のスピードで弾けるよう」に編曲) ・出版前に 弾きやすいか試している(一番大切) この逆を行く出版譜、使ったことあります…地獄でした。 |
ドビュッシーは 和音のグルメ 2019年7月28日(日) ドビュッシー アラベスク1番 ホ長調YouTubeと 同じキャラクターの曲を ドビュッシーで探しました。 しかし、うまく見つからず… 和音の使い方ではドビュッシー 選ばれし乙女YouTubeと 共通点がありました。下記2)などです。 ドビュッシーは「普通と違う音を好む人」。 アラベスク1番 ホ長調での「ドビュッシー好みの和音」は 1)和音に6度音 2度音追加 2)和音2つ 行ったり来たり 和音の種類・味は 曲によって違う。 アラベスク1番では 愛情 淡いに 感じます。 3)第9音含む和音 4)「フレーズ出口」は 調の音(フレーズ途中 経過和音) アラベスク 5小節目など 5)完全終止(V度→T度)と異なる終止 〇オーソドックスな音と 〇ドビュッシー好みの音、弾き比べて みて下さい。 |
テレーゼのために 2019年7月8日(月) ベートーヴェンピアノソナタ 第24番YouTube テレーゼに献呈されたので「テレーゼ」と呼ばれています。 (「エリーゼのために」を贈られたテレーゼとは 別人) このソナタ教えていると、ふに落ちない演奏ばかり… うまく弾けない「壁」が あるので、解決のヒント考えてみました。 1)「ミニョン」と同じ 「テレーゼ」第1楽章序奏は ベートーヴェン同時期の歌曲 ミニョンYouTubeと同じリズム。 冒頭4小節でよいので、歌詞音読すれば 見当つく。 短い音、前の音に属する?後の音に属する? 大事な音、一息で歌える最初にある?最後にある? 2)弦楽四重奏の傾向 ピアノソナタ23番「熱情」までは 鍵盤に手を置けば大丈夫だった。 24番テレーゼから「弦楽器4人合奏のような」ピアノ譜に変わる。 鍵盤に「手がイマイチはまらない」ので ・指番号決めて練習・奥行き決める・合奏音楽として仕上げる 3)メロディー ジグザグ 円熟したベートーヴェンのメロディーは「第9・合唱」のように 「上がったら下がる、下がったら上がる」。知っていると便利。 |
2009年10月 2010年1月 4月 6月 8月 11月 2011年1月 4月 7月 10月 2012年1月 4月 7月 10月 2013年1月 3月 7月 9月 11月 2014年1月 3月 5月 8月 10月 2015年1月 3月 5月 7月 10月 2016年1月 4月 7月 10月 2017年3月 5月 7月 11月 2018年1月 3月 5月 8月 11月 2019年1月 4月 10月 12月 2020年2月 5月 8月 11月 2021年1月 4月 7月 9月 2022年1月 4月 7月 10月 2023年1月 4月 7月 10月 2024年1月 4月 7月 10月 Copyright(c) 2024 Tetsuhiko Muto All Rights Reserved. |