誰もが通ってきた道ですが 審査員2019 なで肩のカカシ 装飾音に 点付けますか? 増6度 黒子に徹する足台 気の散らない服 |
なで肩のカカシ![]() ![]() ピアノの姿勢は「なで肩のカカシ」が理想 1)背中伸ばす 2)頭立てる・頭高く! 3)肩下がっている 利点は タッチ変えやすい 強弱変えやすい 手の移動正確 肩腕 動かしやすく 動かせる幅が広いから 疲れにくい 楽譜見て弾きやすい と いいことづくめ 逆に 猫背・肩上げて・頭下向き 子供がお勉強する姿勢ですが この姿勢で 肩後ろを緊張させたまま弾くと ・下向き たたいた 1種類の音色だけ ・強い音は さらに りきんで弾く ・音を調節して 立体や面 作れない ・頭支えられず せわしなく前後に動く 姿勢考えずに弾いてる子供さん 多いです (私は20歳代後半 姿勢を修正しました) 大人の専門家による 良くない演奏 YouTubeで見ました ・姿勢が原因で 音色変化と強弱つけられない ・頭とにかく動きすぎ 見ていて 気が散る がんばっている人が こういう演奏をしてると 残念ですね |
装飾音に 点を付けますか? 装飾音 トリル ![]() 「正解ひとつだけ」でないことが 多いです ・楽譜や解説書で 違う ・規則通りでない 例外も多い ・弾く人の指に合わせる… 私の考えは ![]() 装飾音が素晴らしかったら 得点プラス 同業者の何人か 口をそろえて言うのが 「生徒の演奏の出来に 点を付けるべき」 先生の決めた装飾音で 得点上下したら よくない ただ 指導の先生が装飾音に無関心… 時代遅れのトリルを たまに 聴きます (いまどき そんなこと しない)… 仕上がり素晴らしいのに トリルだけ 曲に合ってない レベルの高い場所に出たら マイナス評価?と 心配になります ![]() 1800年あたりで トリル ![]() 変わりました 上の音から始める⇒その音から始める チェンバロからピアノに変わったのも 出版譜を使うように 変わったのも 同じ1800年あたりです 最近は曲のスタイルに合った装飾音を弾く 方向に 変わってきました |
あとちょっとで オクターブ (増6和音) ![]() 高い音と低い音両方が あとちょっとだけ (半音ずつ)動いたら オクターブ 増6度は そんな音程で 居心地悪いです ![]() ![]() 増6度が 外側にある増6和音もあります (上の譜例は増56和音) モーツァルト ベートーヴェンの短調の曲で 時々 使われます ![]() 楽譜は 無印 臨時記号フラット付きません ベートーヴェンの「悲愴」「1番」ソナタで 生徒さん全員 必ず間違えます 増6和音 間違えて弾く原因は 鍵盤奥に手を置く のと 左小指だけ広げるのが難しいから 私も最近ブラームス ラプソディー119の4で いつのまにか、間違えて弾いてました。 増6和音 知っていると 良いです! |
黒子に徹する(足台)![]() 審査員A 小学生が ピアノの足台 アシストペダルを 自分で付ける… 軽い機種 重い機種 いろいろあるけど できることは自分でやる姿 うれしいね 審査員B でも お尻を客席に向けない 審査員C 足台置き方で得点変わらないけど A ご指導の先生が足台を付ける時も 多かった… 「あの先生」 印象に 残っているなぁ ・落ち着いて足台付けて 動作スムーズ ・生徒への話しかけは ほとんどしない ・全身ダークな色の服 パンツスタイル 黒子に徹する というか B TPOをわきまえていた C 先生が舞台に出てくると 子供の2倍 でっかいから 先生だけ目立っちゃう 主役の子供さんを「大きく見せる」には 想像力と経験必要かも。 A コンクールって学びの機会なんだ |
気の散らない服 試験や演奏会で弾く時 どんな服を着たら よいでしょうか?弾きやすい服 映える服 年齢相応のエレガンス 感じさせる服… 気の散らない服であることも 必要 横から見られて 大丈夫? 「スリットの入ったスカートはいてた人 いたでしょ 演奏中ずっと気になって おちおち聴いてられなかった」 (ピアノ実技試験での試験官の感想) 「黒や紺のスーツ男性が 白い靴下」 くるぶしだけ ポッカリ白いと コミカル! とりあえず 黒い靴下 おすすめ 演奏前に座る時 お尻の外に さっと はらう スーツ上着の端を お尻で踏んづけると 背中突っ張って 腕が動かしにくい 女性のドレスにも 座り方のコツ あるはず ![]() 体のラインを 見せつけない ピアノ実技試験に サイズの合ってない ワンピースで登場 女性試験官の反応… A先生「あら ま~っ!」と嘆き声 B先生 息飲み込んで 固まってる C先生 憎々しげに「何よ!おっきいわね」 試験官が驚いている 当時の空気感は 今でも 覚えています 露出多い服で 関心を集めてしまうと 大切なピアノ演奏が 審査員に伝わりません せっかく 長期間準備したのに もったいなかったですね |
審査員の感じていること 2016 腕が棒 3拍子舞曲 トリル アーティキュレーション 音楽とテクニック 指先しっかりさせる もっとバッハ 審査員の話していること 2017 筋肉自慢 チーンベル 規定違反 先生鎖国ダメ 審査員の考える 王道の練習 2018 大きい音いいこと? ちぢこまる 頭上げて キレキレ 両手バランス ワルツ2拍旋律 年寄りからの提案 2020 イミテーション価値低い 止めるな音変化 拍子ウラ くっつけすぎ 肯定形で話す 審査員…いろいろ思うこと 2021 斜めに弾くと はずれる 右6左4両手バランス バロック課題曲の予習 たとえ話と練習方法 2022 スイカ割り 左仕切る メロディー後半焦点 ギロック ウィンナーワルツ 個性特長戦略 審査で感じた解決法 2023 胴体立てた姿勢 真下に下げる手の移動 両手のバランス 脱力はリラックス状態 失敗してもOK 大人の知恵 2024 字を音にして サラバンド練習法 ホットクール同居 理解と練習 2025 簡単理解!ラヴェルの和音 コレルリ サラバンド 練習目標 ミクロコスモスで 両手に差 |
夢藤哲彦トップページ Copyright(c) 2025 Tetsuhiko Muto All Rights Reserved. |