演奏会 司会のコツ
やってしまいがちな失敗例と うまくやるコツ

「出演者が調子よく演奏できる」タイミング
演奏者は ドキドキして待っている。
特に 自分の名前が話されると ドキドキ。
出演者を紹介してから 話がだらだら続くと
演奏者は 体固まり 呼吸浅くなる。
名前を言ったら
さっとステージに出してあげよう。

「つかみ→エピソード→曲名→出演者情報」
の順番
がスムーズ。

かなり長い「トーク」がある場合
しめくくりの話題演奏に移るきっかけ
必ず打ち合わせる。
いつ演奏を始めるのか?全く分からない
状態は避ける!


・「その話、さっき聞いたよ」
 同じ話題を繰り返す 堂々めぐり
・「そろそろ出番」と思った瞬間
 話が脱線する 脱線ガックリ

この2つだけは、避けてほしい。
 

お客さんの居心地をよくする
・あっさり切り上げる
休憩前や演奏会終わりに 長々と話さない
トイレに行きたい人にとっては 地獄
簡潔に切り上げよう。

・直接間接を問わず、人を傷つけない
比べた話題で 会場外の人を傷つける場合も
「自然災害が 小さな○○市で起きたのは
 幸運でした。 ここのような大都市で
 同じことが起きたら 大変」と 大臣の失言

「面白く しよう」と 司会原稿を書き直すと
人を傷つける言葉が どんどん増えていく
という不思議な人も います
人を傷つけないセンスを ふだんから磨く
演奏への関心を ぐっと高める
・司会者の脱線は 不要

司会者コメントは 話題 ひとつで充分
あれこれ欲張って脱線すると
演奏者が登場する瞬間しらけてしまう
原稿チェック…演奏への期待や関心を
登場前にグッと高めているか?


・バラエティ番組のノリで司会は 危険
「出演者は 担当パートをチェンジしても
 演奏できるよう 練習を積み重ねて」
 と紹介すれば
「演奏中 楽器を移り変わるサプライズ」を
 お客さんは 期待する。

ところが 実際の演奏は 普通に弾いてるだけ
「期待して損した、がっかり」と
 雰囲気がどん底に沈んだ演奏会 見ました
(その場の思いつきは 危険だから
 原稿作っているのに…)

不用意な一言が、あらぬ方角へ
お客さんを誘導してしまう
大丈夫と思える話題に限る!
宴会や演奏会で よく起きることだが
「披露しない特技」を話すのは 厳禁


・客席の空気を変える必要あれば
雰囲気が 妙に固い、または散漫な時
ほぐしたり リフレッシュさせる話を
短くする 話のネタ 準備だけしておく
美しく見せる

・客席後方が高いホールでは 顔を上向きに
お辞儀始めと終わり…顔を見せる瞬間や
話す時。 関連記事 遠くの人に伝える
名前を確かめる(人名、地名、会社名)
・必ず「ひらがなに」 直しておく
 中田 喜直 なか よしなお
・実際に発音しておく

 内山、内野、内田など 正しく言える
・「正式な」名前を確かめておく

 家族 友人 業界人 現地の人は
 言いやすい名前で 呼んでいる
・「何となく間違っている」と感じたら
 わかる人に確かめる

・幼稚園前の子供を 全員「さん」にするか
 「ちゃん」「君」にするか 確認
・「見た目」で男女を決めつけると
 ボーイッシュな お嬢さんで 間違える
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演奏直前紹介 盛り上げない曲紹介

簡潔に感じ良く トーク録音 文3つ曲紹介
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