ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 演奏法 一筋縄では行かない…役に立つヒント |
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、天下の名曲のはずなのに生演奏で うまくいっているのを聴いたことがない。 オーケストラと一緒に弾いていても どこか しっくりいかない。 演奏法のポイントを整理すると 次の4点。 1.フレージングを作る。 2.オーケストラのタイミングで弾ける。 3.協奏曲のタッチ・コントロール 4.リハーサルでオーケストラと折り合いをつける オーケストラに慣れていないピアニストが ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を 「本番の日にやっとこさ間に合わせた」という話を何度も耳にしてきた。 「大」協奏曲を弾くテクニックがあれば Grieg, Chopin op.11, Tchaikovskyの方が合わせやすい。協奏曲経験 積めるのに。 とりあえず 解決法を考えてみると… |
このページの登場人物が題材になっているので載せてみました。 鐘の音三つ鳴るような ラフマニノフ 前奏曲嬰ハ短調を モイセイヴィッチが腕を振り上げて一心不乱に弾いている。 横でラフマニノフが「こんなの聴いたことがない」と驚いているか、嘆いている。 ラフマニノフがモイセイヴィッチを高く認めていたのを踏まえたイラスト(1939年) |
1.フレージングを作る |
その後、鍵盤の上で弾きながら A)メロディーのタッチ、強弱を作る B)伴奏のみ弾く(実際のテンポで) C)両手で弾く D)「ツボ」と「自由な音」を区別して弾く E)全パート・全体像 イメージ 左手ピアノパート伴奏+右手オーケストラ 片手ピアノパートメロディー+片手オーケストラ対旋律 両手ピアノパート弾いて+オーケストラからみを歌う (2009.9.18) |
ラフマニノフ ピアノ協奏曲2番 腕自在に移動、<>波 感情表現、楽譜の工夫 2.オケのタイミングで弾ける 3.タッチ 4.オケにお願い パソコン・オケとラフマニノフ協奏曲練習 夢藤哲彦トップページ ピアノ協奏曲・解説 ピアノ協奏曲・目次 Copyright(c) 2021 Tetsuhiko Muto All Rights Reserved. |