ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」
第2楽章の とらえ方

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第2楽章の とらえ方
ベートーヴェン ピアノ協奏曲「皇帝」の
ゆっくりした第2楽章、歳月を積み重ねると
弾くのが 楽しくなってきます。
第2楽章の味が つかまえられて
各音のタッチや練習方法が決められるから。
ピアノ協奏曲「皇帝」第2楽章なら…

魂の平安

望み求める、徐々に高まり

喜びに包まれる

(終止 引きのばして)美しい境地へ

目のつけどころは
主題のメロデイ 感じ取る
1.フレーズの骨格 見つける
一息フレーズ最後の音
骨格最後の音。
各フレーズの起伏を 観察。

2.高さを比べる
骨格・フレーズ音域の「高さ」を比べる。
この曲では だんだん上がる

3.フレーズごとに性格づけ
各フレーズに感じた キャラクターをメモ

第2楽章全体を場面に たとえると
主題・弦楽器 シンプル
 夜の庭園 尊敬しあう夫婦の姿
間奏
 薄い月あかり・感謝のモティーフ・
 明るい月光・喜びあふれる顔・心の高まり
主題・ピアノ 装飾あり
 愛情満ちた会話 聞こえる
主題・全員参加合奏 溶け合う
 夜 人物 情景 溶け合った 幸せな境地

皇帝第2楽章は 説明ピッタリ当てはまります。
初期ベートーヴェンの第2楽章になると
骨組みを 2〜3音に絞りにくいです。
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