皇帝 オーケストラと 合わせたら
良い合奏に 問題部分弾き方
オーケストラ かやの外
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難しい音形練習法 第2楽章取り組み方
1.良い合奏に
1)「伴奏」は 弱音ペダル
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
オーケストラと合わせるといっても
管楽器一人を伴奏する瞬間、ピアノがでかすぎる
弱音ペダル(左ペダル)使った方が よい
第1楽章 274-291
この4小節 右ペダルなし・弱く くっきり


第1楽章 199-201 456-459
右ペダル 薄く 1拍ずつ踏み変え


2)アウフタクトに気づく!
ピアノパート丸暗記では気づかない・スコアで確認
第1楽章 展開部 4|123 の運びで弾く
早めに終わらせて跳躍、4|1拍にメトロノーム使う

第3楽章 中間部 6|12345 で弾く

3)オケパートを 一緒に弾く練習も
オケ無視で ピアノ暴走したら 残念な演奏。
組み合わせた全体像 感じる
第1楽章184- ピアノ長い音で オケ動く

第1楽章313- 主要モティーフの弦に ピアノ対抗
ピアノ2小節ずつ折り返しが 目印、指番号確認


4)テンポ作る
第1楽章9- 次のテンポで くつろいで 1拍118

第1楽章136- 393-
直前4小節で 次のテンポ作っておく 1拍118
2.問題部分の弾き方
1)待ちきれなくても…オケの「マ」で弾く!
オーケストラに渡す時…
だけ切り替えて」弦楽器と一緒に弾く

オーケストラから引き継ぐ時…
遠くの管楽器合奏ワーンと一緒に
弾き始める

その他
第1楽章終わり和音
…オケのタイミングに
切り替えて 一緒に弾く
第2楽章47・チェロのピチカートと一緒に歩む

2)第1楽章再現部 長い音階と半音階
やり方いろいろ…私は下行6拍・上行6拍
メトロノームの出番!2拍=118

3)第3楽章終わり…楽譜の場所で だんだん遅く
ピアノ「大体同じテンポ」キープ

4)難所の前 息吸って「難所 息はきながら弾く」
オーケストラが かやの外

ピアノ協奏曲…オーケストラ無視で
ピアノが突っ走る場合 多いかも。


たとえば弦楽器ピチカート(弦をはじく)
・CDはピアノ中心、ピチカート目立たない
・ステージのピアニスト、ピチカートしてる
 のは わかるけど、はっきり聴こえない
・弾くのに忙しく 重要な動きに気づかず!

おすすめ練習法は
0)スコア眺めて 全体像を思い浮かべる
1)リズムのメリハリつける フレージング作る
2)右手ピアノ、左手オケ弾く
 「オケ入る前の空白」を くっきり弾く
3)楽譜通り 両手で弾く
 左からオーケストラ聴こえるのを想像する


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