シューマン ピアノ協奏曲
重大な注意点


第3楽章の分かれ道対策
第3楽章の第2テーマ練習法


楽譜選び 練習初期からスコア確認

生演奏聴けば収穫大

関連記事分かれ道対策の基本

初リハーサル 弾いてみて思ったこと
第3楽章 分かれ道 対策
シューマン ピアノ協奏曲が演奏されると
必ず聴きに来る名ピアニストがいました
自分では シューマンのピアノ協奏曲を
弾かなかったけど 他のピアニストが
失敗して止まった場所を 見つけては
日付と名前と十字架を 自分の楽譜に
書き込んでました
なんと その楽譜には 世界的名人の
名前が勢ぞろい!


ちょっと悪趣味だけれど 納得できます
第3楽章には 同じ小節 似た小節が
いくつもある!

「1小節ずつ思い出す」のは 危険!
たとえると 運動会の万国旗を 袋から出して
一枚ずつ見ていたら ダメ…

対策 あだ名を つけて練習


シューマン ピアノ協奏曲 第3楽章の
この部分が 紛らわしい

(8)小節ずつ ニックネームを付けました
 提示8 転調6
 提示風8 高音4 トレモロ8
 1テーマ8 提示8 つなぎ4
 1テーマ8 しめくくり12
 急に低くなる278 640 682 注意
 弾きながら 次を予想

対策 8小節〜4頁まとまりで 通して弾く
第3楽章558(450)小節 なぜか間違え易い
譜例の小節

アクセント有無 体でおぼえる

シューマン ピアノ協奏曲 第3楽章 第2主題
合わせにくくて有名 ポイントは
・リズム2拍ずつでも 3拍子
・各小節の1拍め 感じられる
・アクセントの有無 調節
 手の都合と逆行する場合が多い!
解決法は
1)「弦楽器入る前」の折り返し
 目印のアクセント書く

 ソロ弾きながら 第1ヴァイオリン歌える


2)手が忙しい途中の「折り返し」を
 遠くまで きわだたせる
 指上下・手で弾く 切り替える
 「切って(空白作って)」さらう



3)たたきやすいけど 3拍め強さ抑える


4)音符のない1拍め 体で感じる
 5指ずらして弾く練習もする


5)左手全部+右手1拍めだけ弾く
 右4小節フレーズ&左手アウフタクト
楽譜選び
ピアノ協奏曲で 最初に用意するのは
ピアノ譜と オーケストラ スコアの2種類

Peters社楽譜 Henle社楽譜
ふだんの練習に使う ピアノ譜
昔から使ってきた ザウアー校訂 Peters
最近買った Henle(内田光子さん指番号)
Henleは 小節数あり リハーサルで役に立つ
指番号は 標準的なザウアー
個性的でも考え抜いた内田光子
両方混ぜてます
弾きづらい部分では 内田さんの解決法が
役に立ちました
Dover社楽譜
確認に使う オーケストラスコア
大判スコアで 安く買えるのが Dover スコア
19世紀の楽譜の再版
小音符・#♭の抜け落ちが わずかある
ミニチュアスコアは 各社から
練習初期から スコア確認

オケと合わせると タイミングが違う!
スコアをながめてみて
タイミングで 気づいたこと 鉛筆でメモ

特に 気をつけるのは、次の3つ
・オーケストラの音(他人の出した音)の
 タイミングで弾く…楽章最後の音
・折り目正しく 1拍めを 弾く…
 全員合奏の瞬間 突っ込まない
・拍子のわかる演奏をする…
 オケ入る1-2小節前 よろめかない


肩並べて歩くように「一緒に弾く」とか
相手遅れ気味でも自分のテンポキープ

合奏のコツは 連弾や伴奏と 同じ

タイミング問題は CD聴いても わからない
スコアをながめて 想像する方が確実
スコアの音符を 一つずつ 読むのでなく
「合奏する人間の営み」を 想像!
生演奏聴けば 収穫大

シューマン ピアノ協奏曲のコンサート
聴きに出かけました
ピアノ協奏曲は 生演奏聴くと 収穫大
思ったこと…
・目立つ ソロ部分 細部まで 磨き上げる
・ミスタッチしそう 入りにくい部分が
 生演奏では わかる


・オーケストラを伴奏する小節では
 ピアニストは 最初に 音色を選択!
・「伸びる音の楽器」のテンポ感で
 楽譜の横を作って弾く
・オーケストラが 何をしているか
 スコアで確認 よく使われる2台譜では
 不十分

音楽って、空気 元気の「気」なんですね
ピアノ協奏曲 演奏の注意点
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