オーケストラと共演する際の 演奏法やヒントを 詳しく書いています。
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 演奏法
1.再確認! オーケストラと合わせる基本技術
 チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に
比べると、はるかに合わせやすい。
しかし、2台ピアノ譜を 「見た通り」に 弾いただけだと、オーケストラと ずれまくる。
「大協奏曲」で オーケストラと合わせる基本技術を、再確認!
1)金管楽器とティンパニには逆らえない
 全員で強奏している時のマの取り方に慣れる。金管は遠くに座っているので
ピアニストから見えにくいし、聴こえにくいが、金管奏者の感覚をイメージ。
第1楽章73小節〜、533〜、641〜、650〜、 第3楽章252小節〜
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 第1楽章

 第2楽章・第3楽章
また、第3楽章243 直前2小節の続きで弾き始めると、演奏効果が腰砕け。
ティンパニの一撃と一緒に始める。
ちょうど、陸上競技のリレーで、バトンを渡されたと同時に走り始める感じ。
2)弦楽器(合奏)の感覚で弾く
 チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番・第1楽章冒頭
弦楽合奏の雄大な流れをイメージして練習。例えば、CDに合わせて練習。
ピアニストが、テンポ感をキープして弾く。
3)曲に慣れてきたら、1小節、4小節、8小節のまとまりで弾く
 ピアニストは、楽譜のタテ(和音、両手のかみ合い)から練習していくので、
楽譜のヨコ、フレージングを作るのが、どうしても後回しになる。
丹下さと子 フルート「音を並べていっただけ」ではなく「○小節のまとまり」!

 第2楽章の主題部分(13〜、33〜、156〜、161)
1小節1つの動き。 4(8)小節のフレージングを感じて。
(だれないようにテンポはキープ)
(第2楽章冒頭、フルート独奏からピアノへ主題を受け継ぐ)
   
第1楽章 179、181、184、466、468、471小節に入る時に セパレート。
ピアノの小節と管楽器の小節を 対話させる。(管楽器グループと一緒に弾く)
また、第3楽章114もセパレート。  (2009.9.23.)
チャイコフスキー ピアノ協奏曲 演奏法 2.ピアニストとして「はずせない」ポイント

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